そもそも病院で治療をうけるのはなんのため?

わたしたちは風邪をひいて薬をもらいたいときや病気について相談や治療を受けたいときに病院を受診します。

 

大きくわけると、鼻水や咳や頭痛などの「症状をやわらげてほしい時」と、いま症状はないけれども「後に発生してくる病気を防ぐために治療する時」の2つあります。

 

最初の「症状をやわらげてほしい時」の治療はだれでもよくわかりますね。では、2 つ目の「後に発生してくる病気を防ぐために治療する時」(=予防的治療)についてはどうでしょう。なかなか実感がわかないのが現実です。 たとえば、血圧が高いと「お薬をのまなきゃ」といわれますが、なぜでしょうか。それは高い血圧を放置することで脳出血、脳こうそく、心筋こうそく、大動脈りゅうなどの動脈硬化が原因となる病気の発生率が高くなることがわかっているからです。

 

生活習慣病といわれる高血圧や高コレステロール血症や糖尿病は、ひとりひとりにとっては治療していても、(確率は低くなるかもしれないけれども)脳こうそくや心筋こうそくになることはあるし、病気にならなかったからといって治療の効果か判断できず、ありがたみがわかりません。

症状がないからこそ、治療を中断してしまう方をしばしばみかけます。

 

科学研究では、

 ・どんな状態の人がどの程度他の病気(合併症といいます)を発生するのか

    (例:血圧が160/90mmHg の人は正常血圧の人と比べて合併症が2 倍多い)

 ・ その状態を治療することによってどの程度合併症の発生を減らせるのか

    (例:5年で20%合併症を減らす)

 ・ 治療するにはどの薬がよいのか

    (例:Aという薬のほうが合併症の発生率がBという薬より低い)

 ・治療の効果を判定するのに適した指標はなにか

    (例:血圧値が最も重要で次が血糖値)

といった点を調べています。  

 

しかし患者さんがその研究データを理解することは非常に困難ですので、医師はかみくだいて説明する必要があります。このわかりやすい説明こそが治療を続け、そして治療に納得・満足するためにもっとも重要だと鈴木クリニックは考えています。みなさんは十分に納得できない説明で満足できますか?

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 内科・循環器内科・小児科

 

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