高血圧治療にともなう不快感

高血圧治療を開始後、血圧値が下がってくると「体のだるさ」や「元気のなさ」「ふらつき」を感じる方があります。

 

薬を飲む前とくらべて脳や内蔵や筋肉へ循環する血液がわずかに減ったためにでてきた症状だと推測されますが、検査などでははっきりとした循環の悪化は検出できないことがほとんどですので、「気のせいです」などと言われた方もあるかもしれません。

 

通常、わたしたちの体は血圧が下がれば動脈が拡張することによって血流量が減らないように調節する仕組みがあります。しかし、症状が出る方は、すでにある程度動脈硬化が進行してしまっており、血圧が下がっても血管がすぐに拡張できず血流量が減ってしまっていると考えられます。

それでは、どう対処したらよいのでしょうか?

 

カチカチに動脈硬化が進行してしまっている場合を除き、数週間のあいだ、低い血圧を保っているとゆっくりと血管が緩んでくると考えられます。お薬の開始にともなって「体のだるさ」や「元気のなさ」「ふらつき」を訴えていた方でも、生活に支障がない程度の症状は我慢して1~2ヶ月経過をみると徐々に自覚症状はとれていくことがしばしば見られます。症状が減ってきたら「ゆっくり」と「すこしづつ」お薬を増やして目標血圧の130/80mmHgまで下げていきます。

 

医師は症状をくわしく聞いて血圧を下げる程度や速度を調節します。数値だけをみて治療薬を増やしていくと症状が悪化して治療を中断してしまうことになりかねませんので、十分に納得・理解して治療を進めていくことが必要です。そのためにはわかりやすい説明が重要ですね。

 

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